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2016.9.8

お知らせ以外には、遅々として更新されないblog。アクセスしてくださっている方には申し訳ありません...。

それでも、むしょうに書きたくなる時があります。おそらく、それが今で。
そんなタイミングでこれからもblogを続けたいと思っています。
すいません。首を長~くしてくださるとうれしいです。
そして、長らく書かなかった分、一回のソレが長くなることもお許しください。どうか。

年間を通し、出来るだけ店を留守にすることなく開けていようと思ってはいるわけですが、先週末は、日曜日、月曜日とお休みをもらい、定休日も合わせて3日間もシャッターが下りたままでした。お知らせはfbやtwitterではしていたのですが、知らずに来られた方にはたいへん申し訳ありませんでした。ごめんなさい...。

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で、この3日間、何をしていたのかと言うと。1日目の日曜日は、いつも百閒でペン字教室の予約をしてくださっている書道家沖田青穂さん率いる墨友会の作品展とインスタレーションを見に、15時には十字街のまちセンへ。
「出逢い」をテーマに書かれた墨友会の方々の作品の数々は、緊張感を持ちながら書かれたであろう書でありつつ、書体も、書かれている言葉も、それぞれに心がこもっていて、とても感動。
そして、会場内に凛とした空気が作られ、いよいよ始まった青穂さんとフローリスト荒倉風太氏の書と装花。
そのインスタレーションに魅入ってしまいました。わたし自身の背筋がぴっきーんと伸びるほど心地いい空気感、感性を刺激する書と花。
とってもいい時間でした。

その後は、余韻そのままに、bal-gaiに繰り出しました。おいしかったし、たのしい時間でした。
ほろ酔いで歩く、ひさしぶりの西部地区。やっぱり好きな場所だなぁとしみじみ。


2日目3日目は、bal-gaiと合わせて開催される「世界料理学会」に裏方として参加していました。
函館で開催され、第6回を迎えるこの学会。日本のトップシェフ(予約がなかなか取れない店のオーナーシェフや、ミシュランを獲得した店のシェフなどなど)と言われる面々が一同に函館へ。
それぞれに、それぞれが培ってきた経験、考えや未来。そんな話しをプレゼンする学会です。
学会の趣旨が、シェフ同士が交流する場であるという意味では当然ですが、トップシェフたちがお互いに握手を交しエールを送りあう場を目の当たりにするのはとても気持ちいいものでした。
「食」を通して通じあうもの、感じ入るものがあるのですね。後ろにこっそりと立って盗み聞きしたかったロビーでの会話なんて、きっとレベル高すぎでしょう。
そういう学会が、函館で開催されているのはとても誇らしいです。

手伝いつつも、合間に見られた学会のプレゼンに刺激され、おいしいものをご馳走になり、「もてなし」ということについてをあらためて考えさせられました。

いざ、我が身を振り返ると、百閒は、喫茶店? カフェ? 居酒屋? スナック? バー?...と、どこにも属さないような妙な店だなとあらためて思ったり。
でも、やっぱりそのどれであってもいいなあとわたしは思っているみたいです。そのどれもが、小さい規模で充実していて欲しいなあとも思っていますが。(とは、なんだか人事のようですね、それは、わたし次第ですね)
まだまだ、百閒という場をたのしんでもらえるようにやっていきたいこと、やってみたいことががたくさんあります。思いを巡らせているだけでぜーんぜん成し遂げられていないですよー。はー。
いろいろ考えた3日間でした。
ひき続き、精進します。

いつもありがとうございます。
これからもどうぞよろしくお願いします。


#i-phoneのバッテリーがもはや弱小過ぎて、作品展もバルも学会もろくに写真に収めることができなかった...。残念すぎ...。
写真は、ただいまの百閒。本日は雨天なり。(大雨らしい)
# by book_cafe_note | 2016-09-08 19:25